「虚栄心」
「見栄」
僕の口からは、めったに出ない単語だ。
書くことも、ほぼない。
僕は、意識して、この「虚栄心」や「見栄」を、無くそうと、
捨てようと心がけている。
「虚栄心」や「見栄」に、振り回される人生はごめんだと思っている。
くだらないとも思っている。
でも、意識している。
心がけている。
さらには、にもかかわらず、口にしたり書いたりはしない。
自分に「ある」と認めたくないからだ。
僕には、虚栄心がある。
虚栄心を満たしたい。
見栄を張りたい。
「ステキ!」とか「カッコイイ」とか、「さすが」とか「凄い」などと
言われたくてたまらない僕がいる。
それが見っともないと、知識ではわかる。
だが僕の本心では、周りからチヤホヤされたがっている。
なんと、低レベルなのだろうか。
でも、
低レベルだということを、認めるところから始めよう。
僕は、僕を、許容する。
僕は、欠点丸抱えのままの僕を、肯定する。受容する。
これでイイのだ。
僕は、現在、こういう人間なのだ。
良いわけでもなく、
ダメな訳でもない。
事実、こういう僕がいる。
判断はしない。
こういう僕がいる。
さて、
これからどうしようか。
まず、第1歩は決まった。
こんな僕でも良しと許容する。