nasegeorge’s diary

純粋に日記です。備忘録です。

聞く耳なし

ドラマ『科捜研の女』を観ていた。

ラスト。

 

男が不運な事故で死んだ。

その事故は、A子さんが好きだから発生した。

A子さんがベジタリアンで、男は自分もベジタリアンになろうと思った。

 

「嘘つきは嫌いです」とA子さんが言ったから、絶対に肉を食べたくなかったから
発生した事故とも言えた。

 

その、一部始終を、警察や解剖医が、A子さんに全部説明した。

 

この説明って、してはイケない説明だよね。

A子さんが罪悪感を抱き、自分を責めかねない。
私は1人の男性を死に追いやったと、そう考えかねない。

 

A子さんは加害者じゃない。

知らぬが仏で、説明するプラスは何もない。

 

自分が説明されたなら、「なんで、そんな説明をわざわざするの?」って
思うはずだ。

言って欲しくなかった、知りたくなかったって、思うに決まっている。

 

この説明が拒否された。

聞いて「そうかなぁ」ではなく、「聞きたくもない」だった。

 

今、風呂から上がって、TVを観て「ハハハ」と笑っている。
そっちには耳を貸すのに、配偶者の言葉には耳を貸さない。

 

娘のことをアレコレ言った。
聞きたくなかったのだろう。

 

このドラマの途中で、「これは変だ」と言った。

犯人しか知り得ない情報かもしれない、【酒粕を持っていた】という情報を、
簡単に、捜査中の一般人に言っちゃっていた。

 

まあ、ドラマや映画の最中に、アレコレ言うのはマナー違反だ。
僕が間違っていて、僕が悪い。

 

でも、最後のシーンのことは、ドラマ終了後の会話だ。

 

ま、それも、

ドラマ中にアレコレ言った、僕のマイナスが引き起こしている。

 

 

この孤独に耐えるのが結婚なのだろう。
アドラーのいう「愛のタスク」なのだろう。

 

「これって、おかしくない?」

(おかしいと思わない?)

 

「何が?」、ではない。

「考えたくもない、おまえの講釈は聞きたくもない」という事だ。

 

推理にしか興味がないのかな。
犯人さえ分ればOK?

 

そういう事なのかな。